料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
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ローマバロック 2 サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア

朝8時にホテルを出て、地下鉄に乗りました。
レプッブリカ駅から外に出ると、共和国広場。
まず、広場の中央にある<ナイアデスの泉>を見ました。
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そして、オルランド通りを北に向かって目にするのは、かなり煤けた感じの<モーゼの噴水>。
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道を隔てて二つの境界が並んで建っています。
サンタ・スザンナ教会とサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会です。

朝9時前、先に開いたのはサンタ・スザンナ。
カルロ・マデルノ設計の、ローマ最初のバロック建築として重要な教会です。
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祭壇画はトンマーゾ・ラウレーティ<聖スザンナの殉教>。
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壁面には、パリス・ノガーリ<聖フェリシタスと息子の殉教>、
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ジョヴァンニ・バッティスタ・ポッツォ<聖ラウレンティウス伝>があります。
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さらに、憧れのサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会へと向かいます。
ファサードはサンタ・スザンナと同じカルロ・マデルノの設計のため、
非常に似通っており、まったく見分けがつきません。
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入口から入ったところにプレゼピオが飾ってありました。
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何よりも重要なのはコルナロ家礼拝堂。
ベルニーニが建築・彫刻・絵画を組み合わせて一体化した総合芸術の傑作です。

上部にとられた明かり取りの窓からの自然光と、
背後に設置された金色の光の帯により、天上からの光が降り注いでいます。
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祭壇に置かれた<聖テレサの法悦>は、
聖女の心臓を天使が今まさに矢で刺し貫こうとした瞬間を表したもの。
胸を射抜かれる痛みと苦しみのもたらす快さにより恍惚とした聖女の、
目を閉じ口を半開きにした甘美な表情、身もだえるしぐさ、
法衣の襞の劇的な表現は見事です。
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両脇の高みの桟敷席から、まるで劇を見ているかのようなコルナロ家の人々と共に、
聖女の法悦シーンを鑑賞しました。
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他にも、ドメニキーノの<聖フランチェスコの幻視>と
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グエルチーノ<聖三位一体>があります。
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ちなみに、コルナロ礼拝堂の明かり取り窓を後ろから見たら、案外殺風景でした。

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by motoretta | 2009-03-23 21:09 | イタリア