料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

長崎・五島旅行4日目② 頭ケ島教会・旧鯛の浦教会

中通島の山のまた奥、頭が島大橋を渡ったところに頭ケ島(かしらがしま)教会があります。
c0190847_22331549.jpg

この教会は日本では珍しい石造りの教会。
我が国の重要文化財にも指定されています。
c0190847_2157262.jpg

重厚かつ存在感のある外観です。

幕末まで無人島だったこの島にキリシタンが移り住み、
「木造ではない聖堂を」と依頼された鉄川与助の設計により、
明治43年に建設がはじまりました。

この教会もまた、信徒の願いの込められたもの。
墓地の向こう岸に見える島から石を切り出して、船で運び、一つ一つ積み上げて造られたものです。
c0190847_21581770.jpg

「潮の流れが速いので、小潮や凪のときなど、潮がいい具合になったときにしか運べなかった。」とのこと。9年後の大正8年に完成しました。
当時の人々の苦労が忍ばれます。

石には信徒たちが刻んだ番号が見られます。
c0190847_2159177.jpg


内部は外観とは相反して、軽やかな印象です。
船底天井の、列柱のない堂内は明るく広々としています。
c0190847_220257.jpg


細部の意匠も見事です。
パステルカラーの花の装飾、
パステルブルーの二重の持ち送りアーチにより、
独特の美しさを醸し出しています。
c0190847_221584.jpg

とても鮮やかで、大正時代の建築とは思えない色彩感覚です。

ステンドグラスからも、明るく清らかな光が差し込んでいました。
c0190847_227473.jpg


中通島に戻って、旧鯛の浦教会へ。
終戦後の昭和24年に建てられた鐘塔には、
旧浦上天主堂の「被爆レンガ」が使われたそうです。
c0190847_22213714.jpg

(実際見てみたものの、どれが浦上天主堂のレンガかは分かりませんでしたが、、、)

内部は、まさにこうもり傘のようなリブ・ヴォールトの天井。
c0190847_22221457.jpg

1つの柱頭から10本のリブが伸び上がっていて、華やかな印象です。
床には、畳が敷かれていました。
c0190847_22274014.jpg

信者の方が、ここで正座してお祈りしている姿が身に浮かぶような感じがしました。

すぐ裏手では、ルルドから冷たい水が湧き出ていました。
c0190847_22251070.jpg



by motoretta | 2009-10-19 22:43 | 国内旅行