若冲ワンダーランド
2009年 12月 06日
伊藤若冲の展覧会を見に、滋賀県甲賀地方にありMIHOミュージアムへ行ってきました。
若冲ワンダーランド展です。
近年再評価され、メディアにも取り上げられることの多い伊藤若冲。
「奇想の絵師」「異能の画家」とも呼ばれる江戸時代中期の京都の絵師です。
精巧かつ細密なのに異次元の世界のように幻想的な動植物画、
大胆な構図と見事な筆さばきの水墨画、
ユーモラスな人物画と自由奔放な作風が一堂に会していました。
まずは、水墨画。
<梅花図>
<牡丹孔雀図>
墨と筆だけですが、質感が見事に描き分けられています。
特に、松葉の勢いある筆の走りが素晴らしい、
<松梅双鶴図>
そして、
<伏見人形図>と
<人物図>は、皿回しと釣りをしています。
輪郭だけをさっと描いたような表現ですが、
人物の人格と動き、相互のやり取りが伝わってきます。
前半戦1番のお気に入りは、この<霊亀図>。
筋目書きの甲羅と墨の濃淡、亀の顔と手足の表現にしばらく見入ってしまいました。
若冲ワンダーランド展です。
近年再評価され、メディアにも取り上げられることの多い伊藤若冲。
「奇想の絵師」「異能の画家」とも呼ばれる江戸時代中期の京都の絵師です。
精巧かつ細密なのに異次元の世界のように幻想的な動植物画、
大胆な構図と見事な筆さばきの水墨画、
ユーモラスな人物画と自由奔放な作風が一堂に会していました。
まずは、水墨画。
<梅花図>
<牡丹孔雀図>
墨と筆だけですが、質感が見事に描き分けられています。
特に、松葉の勢いある筆の走りが素晴らしい、
<松梅双鶴図>
そして、
<伏見人形図>と
<人物図>は、皿回しと釣りをしています。
輪郭だけをさっと描いたような表現ですが、
人物の人格と動き、相互のやり取りが伝わってきます。
前半戦1番のお気に入りは、この<霊亀図>。
筋目書きの甲羅と墨の濃淡、亀の顔と手足の表現にしばらく見入ってしまいました。
by motoretta
| 2009-12-06 21:38
| アート