若冲ワンダーランド2
2009年 12月 08日
先日に引き続き、若冲作品の紹介です。
まずは、<霊亀図>。
筋目描きの甲羅、
ユーモラスな表情の顔、
立体感のある前足、
そして墨の濃淡と筆使いの素晴らしい表現。
筋目書きとは、「墨と墨がぶつかった際にできる膜が白く残るのを利用した描法」です。
かわいらしくも、勢いのある<双鶏図>。
丹念な観察に基づいた<柳下双鶏・豆下双鶏図>
斬新な構図の<鹿図>。
そして、<象と鯨図屏風>。昨年ある旧家から発見された若冲晩年の作品です。
左には、鯨。
右には、象。
海の中の最大の生き物である鯨が黒一色で、
陸の上の最大の生き物である象が白一色で描かれており、
鯨が出した波を受けた象が、それに応え、遠くを見つめています。
鯨の周りの「波と泡」です。
そして、魂が宿っているような感じがする「象の目」。
MIHOミュージアムには、ローマ〜中国に至るシルクロードの国々の古代美術が展示されています。
これは、ローマ時代のモザイク。
美術館からは、晩秋の甲賀の山並みが眺められました。
若冲ワンダーランド展は13日日曜日に終わります。
ちなみに来年4月10日から5月16日静岡県立美術館、
5月22日から6月27日千葉市美術館で
「伊藤若冲~アナザーワールド」開催されます。
象と鯨図屏風も展示される予定だそうです。
まずは、<霊亀図>。
筋目描きの甲羅、
ユーモラスな表情の顔、
立体感のある前足、
そして墨の濃淡と筆使いの素晴らしい表現。
筋目書きとは、「墨と墨がぶつかった際にできる膜が白く残るのを利用した描法」です。
かわいらしくも、勢いのある<双鶏図>。
丹念な観察に基づいた<柳下双鶏・豆下双鶏図>
斬新な構図の<鹿図>。
そして、<象と鯨図屏風>。昨年ある旧家から発見された若冲晩年の作品です。
左には、鯨。
右には、象。
海の中の最大の生き物である鯨が黒一色で、
陸の上の最大の生き物である象が白一色で描かれており、
鯨が出した波を受けた象が、それに応え、遠くを見つめています。
鯨の周りの「波と泡」です。
そして、魂が宿っているような感じがする「象の目」。
MIHOミュージアムには、ローマ〜中国に至るシルクロードの国々の古代美術が展示されています。
これは、ローマ時代のモザイク。
美術館からは、晩秋の甲賀の山並みが眺められました。
若冲ワンダーランド展は13日日曜日に終わります。
ちなみに来年4月10日から5月16日静岡県立美術館、
5月22日から6月27日千葉市美術館で
「伊藤若冲~アナザーワールド」開催されます。
象と鯨図屏風も展示される予定だそうです。
by motoretta
| 2009-12-08 21:44
| アート