料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
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南紀勝浦旅行11 

マグロづくしごはんの後は、
那智の浜の近くにある補陀洛山寺(ふだらくさんじ)に向かいました。
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このお寺も「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている
由緒正しきお寺です。

境内には、船がありました。
渡海船と呼ばれる船です。
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説明書きには、
 補陀洛渡海とは〜
  生きながらに南海の観音浄土(補陀洛浄土)を
 めざして行われた一種の捨身行である。平安時代から
 江戸時代まで20数回にわたり、那智の海岸から当寺
 の住僧達が渡海した。
と書いてありました。

南の極楽浄土を目指した渡海船。
船上の屋形に僧が入ると、出られなくするために外から釘が打たれます。
そして、11月の北風にのって、沈没するか朽ち果てるまで大海原を漂流したようです。
当然のことながら、僧侶達は全員漂流ののち亡くなったと思われます。

熊野那智参詣曼荼羅にもその様子が描かれています。
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上に見えるのが那智の滝と那智大社。
そして下側、熊野川の脇の大鳥居近くから出立する渡海船。

途中で屋形から脱出して付近の島に上陸してしまい、
たちまち捕らえられて海に投げ込まれるという金光坊という僧を題材にした
井上靖の『補陀洛渡海記』という小説があるそうです。

機会があったら読んでみたいと思います。
by motoretta | 2010-05-10 22:54 | 国内旅行