料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
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2010年イタリア旅行1日目⑤サンタ・マリア・マッジョーレ

2回にわたってサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂を紹介してきましたが、
一番見たかったのはこの勝利門のモザイク。
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432〜40年頃のもので、神の母であるマリアを賛美するためキリスト幼児伝が描かれています。
キリスト教美術の図像がまだ確立していない時期のため、
中世以降のキリスト教美術で見られるものとは随分異なった形で描かれています。

左部分のアップ。
上から受胎告知・マギの礼拝・嬰児虐殺と続きます。
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「受胎告知」では通常、天使が左で読書姿のマリアが右という配置ですが、
ここではマリアが左側にいて、きらびやかな衣装をまとって皇妃のように座っています。
そして、空を飛んできた天使が上からお告げをしています。
「マギの礼拝」では、マリアはキリストを抱かず別の玉座に座っています。

マリアを神の母として威厳のある姿で描くことによって、
マリア信仰を賞揚し、ローマ教会の興隆を目指したものでしょう。

ローマ4大教会の1つだけあって、見どころはまだまだあります。
側廊右側のシスティーナ礼拝堂は修復中のため見られませんでしたが、
左側のパオリーナ(ボルゲーゼ)礼拝堂には
マニエリスムからバロック期のローマ派絵画があふれています。
ここも残念ながら内部撮影は禁止でしたが、
円蓋にはチゴリの<無現在の御宿り>、ヴォールト天井とルネッタにグイド・レーニの聖人像が見られました。
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祭壇には、聖ルカが描いたという聖母子のイコンを祀ってあります。
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6世紀のペストを終息させ、
第2次世界大戦でローマが戦火を浴びたときには多数の市民が祈りにきたそうです

外に出て教会博物館へと回って、
アルノルフォ・ディ・カンビオノのプレゼピオを見に行きます。
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他にも見事な細工の天使像の燭台など、お宝がいっぱい展示してありました。
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by motoretta | 2011-01-12 19:56 | イタリア