料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

奈良井おひさま旅行

NHK連ドラ「おひさま」のロケ地を巡る旅松本、安曇野編に引き続いて、
もう1つの大事なロケ地、木曽奈良井宿へ出掛けてきました。
重要伝統的建造物群保存地区である奈良井宿は、
江戸時代の町並みが保存されています。

奈良井のシンボル「木曽の大橋」は、総檜造りの太鼓橋。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18522830.jpg


下からは橋脚なしで橋を支える美しい木組みが眺められます。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18523719.jpg


てっきり木曽川にかかっている橋かと思いきや、
梓川から信濃川へと注ぐ、奈良井川にかけられた橋です。

橋を渡って線路をぐるっと回って権兵衛橋のたもとから、
奈良井おひさま旅行_c0190847_1853029.jpg

おひさまロケ地巡りスタートです。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18525038.jpg


陽子たちが出征兵士を見送った病院前。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18531031.jpg


そして陽子たちが女学校帰りに寄り道をした飴屋「村上堂」となった
市指定有形文化財の「中村邸」。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18532883.jpg

江戸時代に櫛問屋として繁盛した商人の建物で、
狭い間口で奥へと長く続く奈良井の典型的な町家です。

一階の障子張りの建具は蔀(しとみ)といって、
全部取り外し、街道に向かって開け放つことが出来ます。
その上には吊金具で留められた小屋根があり、
お猿さんの頭のような形の猿頭(さるがしら)という波形の部材で支えられています。

奈良井おひさま旅行_c0190847_18531512.jpg

奈良井おひさま旅行_c0190847_18532169.jpg

飴屋さん内部のロケは、別のセットで撮影されたようですが、
奥の畳の部屋で井上真央さん始めスタッフの皆さんが休憩されたそうです。

「鍵の手」という街道が曲がったところにある水場。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18534611.jpg


向かいには道祖神。
陽子が初恋の人川原さんのハーモニカに合わせて「月の砂漠」を歌ったのは、
この辺りのようです。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18534315.jpg


旧中山道を、しばらくブラブラとしてみました。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18535640.jpg


一束600円の野沢菜。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18535081.jpg

漬け物になる前はこんなに立派な株なんですね。

伊勢屋さんは、元々牛馬の宿だったところ。
奈良井おひさま旅行_c0190847_1854026.jpg

土間の横には馬屋があったそうです。

旅館の向こうには百草丸のお店。
奈良井おひさま旅行_c0190847_1854437.jpg


櫛屋さんの看板。
奈良井おひさま旅行_c0190847_185473.jpg


徳利屋さんの前には紅葉が色づいていました。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18541123.jpg


街道脇の大宝寺というお寺の脇にひっそりと佇むお地蔵さま。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18595065.jpg


なんでも昭和7年、地元の人が埋もれていたお地蔵さまを掘り出したところ
奈良井おひさま旅行_c0190847_18595612.jpg

抱かれている幼児が持つ蓮の先が十字になっているところから
隠れキリシタンが信仰の対象としたマリア像(マリア地蔵)ではないかと考えられているようです。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18591196.jpg

台座も頭部も破壊されていて、
当時迫害されたキリシタンの悲しい歴史を伺い知ることができます。

とここまで歩いて、やっと朝ごはん。
奈良井おひさま旅行_c0190847_18585361.jpg

10時にオープンした「喫茶たなかや」さんで五平餅♪
秘伝の味噌ダレ(少し生姜味?)の五平餅を、口いっぱいに頬張りました。

初めての奈良井宿、なかなか興味深いところでした。
by motoretta | 2011-11-07 22:32 | 国内旅行