ヴェネツィア旅行2日目⑥
2013年 01月 23日
ブラーノ島からの帰り道。
前日の飛行機遅延によりスーツケースが届かなかったため
セーターとベストのみという出で立ちの身には、
いよいよ寒さがつらくなってきました。
洟をすすりながら耐え、やっとこさのヴェネツィア本島。
マドンナ・デッロルトの船着き場で下船。
聖堂の屋根と鐘楼が目印です。
ペロポネソス戦争から逃れてやって来たアラブ商人 マステッリの家、
外壁には東方との商取引をあらわすラクダのブレートが見られます。
そのままマドンナ・デッロルト聖堂へ。
ティントレットの菩提寺でもあるこの聖堂は、15世紀の建立。
近くの畑(=オルト)で聖母マリアの像が発見されたことから
この名で呼ばれるようになったと言われています。
堂内はティントレットの作品が目白押し。
必見は内陣右側の<最後の審判>。
セピア色の大洪水に押しつぶされる人たち。
まさにこの世の終わり。混沌とした世界の終末です。
反対側にも大画面の<黄金の子牛の礼拝>。
身廊右手には<聖母マリアの神殿奉献>があります。
ちょうど下から見上げた角度が中央の階段の傾斜と一致しており、
近づいてずっと見ていると
絵の中の人物と一緒に階段を昇っていくような気がしてきます。
そして内陣右奥に「ティントレットの礼拝堂」。
ティントレットのお墓があります。
身廊左側のコンタリーニ家礼拝堂にもティントレット。
<聖アグネスの奇跡>。
天井の鳩から、青い衣の天使たちがもつ冠、聖アグネスへと光が降り注いでいます。
ティントレット以外のビッグネームも色々あります。
モロシーニ家礼拝堂にはパルマ・イル・ジョーヴァネの<磔刑>。
さらにティツィアーノも。
<トビアスと天使>です。
それから、入ってすぐの右第一礼拝堂に
ジョヴァンニ・ベッリーニの<聖母子>が見られたのですが、
1993年盗難にあって行方不明になりました。
これも、イタリア。
ともあれ、素晴らしい絵画で埋め尽くされた、
まさに美術館のような教会でした。
一般観光ルートからはちょっと外れていますが、是非足を伸ばしてみて下さい。
前日の飛行機遅延によりスーツケースが届かなかったため
セーターとベストのみという出で立ちの身には、
いよいよ寒さがつらくなってきました。
洟をすすりながら耐え、やっとこさのヴェネツィア本島。
マドンナ・デッロルトの船着き場で下船。
聖堂の屋根と鐘楼が目印です。
ペロポネソス戦争から逃れてやって来たアラブ商人 マステッリの家、
外壁には東方との商取引をあらわすラクダのブレートが見られます。
そのままマドンナ・デッロルト聖堂へ。
ティントレットの菩提寺でもあるこの聖堂は、15世紀の建立。
近くの畑(=オルト)で聖母マリアの像が発見されたことから
この名で呼ばれるようになったと言われています。
堂内はティントレットの作品が目白押し。
必見は内陣右側の<最後の審判>。
セピア色の大洪水に押しつぶされる人たち。
まさにこの世の終わり。混沌とした世界の終末です。
反対側にも大画面の<黄金の子牛の礼拝>。
身廊右手には<聖母マリアの神殿奉献>があります。
ちょうど下から見上げた角度が中央の階段の傾斜と一致しており、
近づいてずっと見ていると
絵の中の人物と一緒に階段を昇っていくような気がしてきます。
そして内陣右奥に「ティントレットの礼拝堂」。
ティントレットのお墓があります。
身廊左側のコンタリーニ家礼拝堂にもティントレット。
<聖アグネスの奇跡>。
天井の鳩から、青い衣の天使たちがもつ冠、聖アグネスへと光が降り注いでいます。
ティントレット以外のビッグネームも色々あります。
モロシーニ家礼拝堂にはパルマ・イル・ジョーヴァネの<磔刑>。
さらにティツィアーノも。
<トビアスと天使>です。
それから、入ってすぐの右第一礼拝堂に
ジョヴァンニ・ベッリーニの<聖母子>が見られたのですが、
1993年盗難にあって行方不明になりました。
これも、イタリア。
ともあれ、素晴らしい絵画で埋め尽くされた、
まさに美術館のような教会でした。
一般観光ルートからはちょっと外れていますが、是非足を伸ばしてみて下さい。
by motoretta
| 2013-01-23 23:48
| イタリア