料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
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カポディモンテからバス・地下鉄と乗り継いでヴォメロの丘へ。
さらにバスに乗ってサン・マルティーノ修道院に着きました。
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ヴェスヴィオの山が眺められます。
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近くのバールでプロセッコとサンドイッチのお昼ごはん。
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バイク乗りのナポリっ子がたくさんやってきました。

お腹と脚を癒してから、修道院に入ります。
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バロック・ナポリ派の見本市のような堂内。
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ランフランコの<磔刑>が目に飛び込んできます・

主祭壇はグイド・レーニの<生誕>。
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画面上部では、天使たちがキリストの誕生を喜んで叫んでいます。

祭壇左には、カラッチョロの<弟子たちの聖体拝領>と
リベラの<弟子の足を洗うキリスト>。
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ドームの明るいフレスコ画。
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さらに明瞭な色彩の天井画は、
ランフランコ<キリストの栄光>。
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ファサード裏、入口の上部にはスタンツィオーネの<ピエタ>。
左右にはリベラによる預言者<モーセ>と<エリヤ>。
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裏手には明るい陽光が降り注ぐキオストロ。
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骸骨を眺め、修道士たちは何を想ったのでしょう。
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さらに奥に行くとクアルト・デル・プリオレ。
豪奢な美術品・工芸品が展示されています。

見覚えのある大きな馬車。
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2003〜4年の年末年始の旅行以来です。

そしてプレセピオ。
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当時のナポリ庶民の様子が精巧に作られています。

聖母子と洗礼者ヨハネの像。
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海に開けたテラスからは
ソレント半島・カプリ島・カンピフレグレイ平原の
素晴らしい眺めが広がっています。
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以前の訪問時にはなかった豪華な船の展示。
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人魚セイレーンが船の前後を飾っています。
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帰り道、バスを途中下車して
フニコラーレ・モルゲン駅の前に行ったら工事中の張り紙が。
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現地に行ってみないと分からないのがイタリアです。
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トラックに追突されたフィアットを眺めながら、
バス停でもう一度バスを待ちます。
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ヴェスパ運転練習中のカップル。
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若い女性が、彼氏に運転を教えてもらっていました。
ちょっと運転は難しそう。

ぐるぐる回ってダンテ広場まで戻ってきました。
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by motoretta | 2012-09-20 23:34 | イタリア
イタリアからフランドルのルネッサンスの名画をたっぷり見た後は、
カラヴァッジョ。
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ローマで殺人事件を起こしたカラヴァッジョが
逃げ込んだのが、当時スペイン領であったナポリ。
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カラヴァッジョ作品の中でも、
ナポリ滞在期のものが一番ドラマッチックで、
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かつ扇情的なように思いました。
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<キリストの笞打ち>を、時間を忘れるほど眺めた後は
カラヴァッジェスキ。
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アルテミジア・ジェンティレスキ(こちらは東京版)の
<ユディトとホロフェルネス>。
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まだまだカラヴァジェスキ・ナポリ派の絵画が続きます。
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異なる画家によって描かれた同主題の絵画
<アポロンとマルシュアス>が並べられています。

音楽の神アポロンと竪琴で競ったマルシュアスが敗北し、
生皮剥ぎの刑にあう直前の場面。

カラヴァッジョ様式により近い色調のルカ・ジョルダーノ作品。
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しかし、ホセ・デ・リベラ作品の方が、
アポロンによりまさに死なんとするマルシュアスの苦悩の様が
より伝わってくるように感じました。
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「速描きのルカ」といわれた程、短期間に数多くの大作をナポリに残した
ルカ・ジョルダーノの<天蓋の聖母>。
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明るくも威厳のある聖母子像です。

最後に、シモーネ・マルティーニの<トゥールーズの聖ルイ>。
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ルネッサンスからバロック期の充実したイタリア絵画を、
時間の許すかぎりたっぷりと眺められる素晴らしい美術館でした。
by motoretta | 2012-09-16 22:35 | イタリア
びっこ引きでスパッカ・ナポリを歩き、トレド通りへ。
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右手には、ダイヤモンドが並んだような切石積みのジェズ・ヌォーヴォ教会があります。
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スペースの関係でしょうか、
エズス会の教会にしては珍しいギリシャ十字のプランです。
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天井のドームは、12個の窓からの光で光り輝いています。
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そして、ドーム下の三角形のペンデンティヴには
ランフランコによる<四福音書記者>が描かれています。

ヴォールトのフレスコ画<聖母マリアの生涯>は
マッシモ・スタンツィオーネの作品。
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左翼廊のイグナティウス・ロヨラ礼拝堂。
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ジュゼッペ・デ・リベラによる<イグナティウス・ロヨラ伝>も見られます。
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右下に横たわる切石の模様は、この教会のファサードに似せてあるようにも思われます。

大きな聖堂をひとしきり見てまわった後出口に向かうと、
頭上にはフランチェスコ・ソメリーナの<ヘリオドロスの追放>が描かれています。
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凸凹に階段を活かした構図に明るい色調。
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ヴァチカンのラファエロ(工房)を彷彿とさせます。

この日の晩ごはんのため、
ジェズ・ヌォーヴォ教会からすぐ近くにある郷土料理のお店を下見。
ナポリの庶民が、屋台で買い、道ばたで頬張っていた料理
「道の料理」を研究している方のお店だそうデス。
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雑誌の取材中だったところを恐る恐る入って尋ねてみたら、
「君たちと同じように夏休み!」とのこと。
残念!

トレド通りを渡った所にある
サンタンナ・ディ・ロンバルディ聖堂も残念ながらクローズ。
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かつては、
カラヴァッジョの大作<キリストの復活>が置かれていましたが、
1805年の地震によって失われたそうです。

バスに乗ってホテルに戻り、
バスタブで足を伸ばして1時間ほどストレッチ。

晩ごはんに遠くまで繰り出す元気もなく、
ホテルそばのバールに飛び込みました。
焦げ焦げのブルスケッタと
グタグタを超えたグッタグタのほうれん草のダブルパンチは思い出に残るひどい味。
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フライドポテトとビールでお腹をふくらませて、ホテルに戻りました。
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by motoretta | 2012-09-04 22:55 | イタリア
ローマの雨もすっかり揚がり、ファルネーゼ宮の中庭にも日が差してきました。
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古代演劇で使われた仮面をモチーフにしたジュリア通りの泉の前を通ります。
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壁の上には百合の紋章。
ファルネーゼ家がこの泉をつくらせたことを示しています。

テヴェレ河を渡ってトラステヴェレへ。
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地区内の5つの聖堂を効率よく回ります。

まず、サンタ・マリア・デラ・スカラ聖堂。
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主祭壇の下にはプレセピオ。
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そして右側の礼拝堂には、ヘラルト・ファン・ホントホルストの<洗礼者ヨハネの斬首>が見られます。
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オランダのカラヴァッジェスキの作品は
”Gherardo della Notte”(夜のゲラールド)と呼ばれたように
闇の中、聖なる殉教の1シーンが浮かび上がっています。
電気のなかった時代には、蝋燭のみの明かりによって、
聖堂の中でより幻想的に感じられたことでしょう。

左側の礼拝堂にはカルロ・サラチェーニによる<聖母の死>。
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バロック的ではあるものの、ラファエロにも近いような、
ムリリョの無原罪のも御宿りに共通した宗教性が感じられる作品。

当初、「聖マタイ3部作」
時代の寵児となったカラヴァッジョに注文されましたが、
出来上がった作品が、聖母マリアがリアルな死体として描かれており、
聖堂という場所にふさわしくないという理由で修道士から受け取りを拒否され、
結局カルロ・サラチェーニによる同じ主題を描いたものに取り替えられたという
曰くつきの作品。

そして、コチラが受け取り拒否にあったカラヴァッジョの<聖母の死>。
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上部のカーテンと聖母の衣の「赤」が印象的なこの作品は、
現在ルーブル美術館で見られます。

まだまだトラステヴェレ続きます。
by motoretta | 2011-06-14 22:54 | イタリア
今回旅行の特別なイベント、ファルネーゼ宮の特別公開。
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現在フランス大使館なのでなかなか入られないファルネーゼ宮ですが、
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ナポリ カポ・ディ・モンテからもファルネーゼ家所縁の作品が里帰りし、
一般公開されるということでインターネットで予約して行ってきました。

宮殿脇の道を奥へと進み、
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テヴェレ河沿いのジュリア通りに面した裏口から入ります。
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セキュリティーチェックを受けてから中庭に入ると、別天地。
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緑豊かで静かな庭園。ローマの中心街にいるとは思えない穏やかな空間です。

最初に出迎えてくれたのはファルネーゼのヘラクレス。
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16世紀にカラカラ浴場の近くで発掘され、
しばらくファルネーゼ家の宮殿を飾っていましたが、
その後ナポリのブルボン家の手に渡り、現在はナポリ考古学博物館に置かれています。
ただし今回は本物でなく樹脂?でつくられたコピーです。

そして、ティツィアーノ<教皇パウルス3世>。
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ルーブル美術館「ヴェネツィアの巨匠達展」で見て以来、久々のご対面です。
以前の記事はコチラ

奥に行くと大理石の彫像が並んだコーナー。
<ファルネーゼのアトラス>は、現存する最古の天球儀です。
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<カッリピージェのヴィーナス>。
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” Callipigia”は「尻の美しい」という意。
その名の通りの美しいヴィーナス像でした。

そしてお待ちかねの「カラッチのギャラリー」へ。
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初期バロック期ボローニャ派の巨匠アンニーバレ・カラッチ最大の傑作『ガレリア・ファルネーゼ天井装飾画』が見られます。
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世界三大壁画の1つとも称される天井画は、
オドアルド・ファルネーゼ枢機卿の依頼により宮殿を装飾するために描かれた作品。
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豊かな色彩で、明るく官能的な神々の愛が表現されています。

中央に位置する<バッコスとアリアドネの凱旋>は
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酒神バッコスとクレタ島の王娘アリアドネの婚姻を表現したもの。

<牧神パンとディアナ>
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バッコスの従者で牧神のパンと、太陽神アポロの双子の妹ディアナ。

<ディアナとエンディミオン>
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処女神でもある月の女神ディアナと、
不老不死を願い永遠の眠りを与えられた羊飼いエンディミオン。
若く美しいまま眠り続けるエンディミオンは「永遠の美」の象徴しています。
by motoretta | 2011-06-12 13:53 | イタリア
イル・ジェズ聖堂からナヴォーナ地区へ。
途中のサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ聖堂のファサードは修復中。
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でも防音シートを利用したスペースに、オシャレな広告があるのがイタリア流。
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ボッティチェリの<ヴィーナスの誕生>を模したものですが、
”L‘ARTE TI FA GLI AUGURI”「芸術は貴方に恵みをもたらす」
誕生日に州立の博物館の入場料が無料という粋な計らい。
こんな所からも、ヨーロッパでは芸術を学ぶ環境が整えられていることがよく分かります。

ボッロミーニによるサンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ聖堂のぐるぐるを眺めながら、
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老舗のバールを目指しましたがナターレのためクローズ。

そこで、降りしきる雨の中サンティニャーツィオ聖堂に行ってみました。
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1626年のバロック聖堂は隣接するイエズス会の学校コレージョ・ロマーノの数学教師
オラツィオ・グラッシによってイル・ジェズ聖堂を模して建設されました。


見逃せないのが天井画<聖イグナティウスの栄光とイエズス会の伝道の寓意>。
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中央に昇天する聖イグナティウス、その下にザビエル、四隅にイエズス会の宣教が及んだ四大陸の寓意が描かれています。
一点透視図法に基づいて構成されており、
床の印がついた地点から見上げないと柱やアーチなどの構造が歪んで見えます。
資金不足を補うため、自前でバロック的空間を作り上げた情熱が感じられます。
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アプシスと祭壇画もポッツォの手によるもの。
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イエズス会の創始者イグナティウス・ロヨラを讃えたものです。

右翼廊にはピエール・ルグロによる<聖ルイジ・ゴンザーガの栄光>、
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反対側の左翼廊にはフィリッポ・デッラ・ヴァッレによる<受胎告知>があります。
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そして表にでるとサンティニャーツィオ広場が広がっています。
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正面から見ると、左右対称の湾曲した空間ですが、

横から見て見ると複数の建物を組み合わせ、
だまし絵のように左右対称の劇場空間となるように構成されたことがよく分かります。
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聖堂建設の約100年後、フィリッポ・ラグッシーニによって整備されたものです。
by motoretta | 2011-05-20 21:55 | イタリア
サンタ・マリア・イン・アラチェリから丘を下り、
しばらく行くとサンタ・マリア・イン・カンピテッリ聖堂が見えてきます。
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1662年から67年、カルロ・ライナルディにより建設されました。
ファサードは、複雑に組み合わされた円柱によって深い陰影が生み出され、
力強い凝縮感が伝わってきます。

主祭壇には
光の束の中に、1656年のペストを鎮めた聖母のイコンが納められています。
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ベルニーニによるサン・ピエトロ大聖堂によく似ています。

左第1礼拝堂にもベルニーニの影響が強く感じられる浮彫りが見られます。
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ロレンツォ・オットーニの<聖家族の幻視>。

以前訪れたサンタ・マリア・デッラ・ビットーリア聖堂
コルナロ家礼拝堂に全くよく似た造りです。
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そして、お昼ごはん。
トッレ・アルジェンティーナ周辺を歩いてお店を探しましたが、
ナターレ当日なので開いていたのはこのお店だけ。
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このピッツァ2枚と
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ポテトフライと
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モレッティーで
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50ユーロ!
クリスマス超特別料金でした!!!

そして久々のジェズ教会。
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ミサが行われていたので
バチッチャの天井画だけ見て、また出直すことにしました。
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by motoretta | 2011-05-15 22:05 | イタリア
昨冬、12月24日。
サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会。
階段を大勢の人が上って行くので、一緒に付いて行きました。
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1348年、ペストから解放されたローマ市民が願をかけ、
それが成就した際に神に捧げる贈物として建設した教会です。

125段の階段をやっとのことで上ると、
内陣にはたくさんの椅子が並べられていました。
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キリスト生誕の午前零時、祭壇の椅子にキリストの人形が据え置かれます。
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左手の礼拝堂にプレセピオも、キリストは不在のままです。
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帰り道、ローマを代表する泉とも言われる「亀の泉」に寄ってみました。
マッテイ家の注文によるこの噴水は、
ジェズ教会を手がけたジャコモ・デッラ・ポルタの設計。
青年像の上下に4体ずつイルカの彫像が置かれていたようですが、
しばらくして上部のイルカは取り除かれ、
後に、青年像の手の先に亀が取り付けられたそうです。
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4体の青年像は、片膝を立て反対側の手を上に伸ばしています。
そのねじれたポーズにより、見る角度を変えると泉の印象が変わって見えます。

北東方向からの眺めは、螺旋状にねじれた感じ。
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真北から見ると、バランスの取れた堅固な印象。
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東西方向からは、開放感あふれる印象が感じられます。
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外側に伸びた手の上には泉から落ちそうになってしがみついている亀。

何度もぐるぐる回っても見飽きることがない泉です。
by motoretta | 2011-04-23 21:52 | イタリア
昨年、フィレンツェで開かれていたカラヴァッジョとカラヴァッジェスキ展。
さんざん悩んだあげく、重たいカタログを買ってくるのはやめておきました。
でも戻ってきてからもあきらめきれずネットで色々探していたところ、
Yahoo italia で1冊だけ販売しているのを見つけ注文しました。

日本向けの送料は、通常の発送だと一律14ユーロ。
電化製品・台所用品・時計などは発送不可なようです。

1 Caravaggio e caravaggeschi... EUR 40,50
Costi di spedizione:        EUR 14,00
Totale:             EUR 54,50

注文してから、1週間足らずで我が家に届きました!
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<眠るアモール>
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<イサクの犠牲>
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などのカラヴァッジョの作品はもちろんのこと、

なかなかまとめて見ることができないカラヴァジェッスキの作品が載っています。
オラツィオ・リミナルディ<勝ち誇るアモール>
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オラツィオ・リミナルディ<聖チェチリアの殉教>
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ジュゼッペ・デ・リベラ<聖バルトロメオの殉教>
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バルトロメオ・マンフレディ<ホロフェルネスの首を切るユディト>
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アルテミシア・ジェンティレスキ<聖母子>
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GWにじっくり読んでみたいです。
by motoretta | 2011-04-18 23:53 | イタリア
久しぶりのローマ旅行レポは、カンポデフィオーリ近くのスパーダ美術館。
中庭にはボッロミーニの「遠近法の回廊」があります。
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実際には9mしかない奥行きが長く長く見えてしまいます。

しかし、以前見たことがあるので今回は割愛して絵画館のみの見学にしました。
第1の間には、
グイド・レーニの<ベルナルディーノ・スパーダ枢機卿の肖像画>があります。
信仰に命を捧げるという枢機卿の決意を表す緋色の衣が、質感豊かに描かれています。
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第3の間には、
グイド・レーニの<ヘレネの略奪>の G.カンパーナの模写や
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グエルチーノの<ディドの死>などとともに、
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バチッチア(ジョヴァンニ・バッティスタ・ガウッリ)がジェズ教会の天井に描いた
彫刻と建築と絵画が一体となったイリュージョン<イエスの御名の勝利>
の下絵が見られます。
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本物の天井にはみ出た「雲や影や人物像」が絵で描かれたであることがよく分かります。

こちらが実際のジェズ教会の天井画。
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何度も見比べてしまいます。

最後の第4室には、
バロック期の画家オラツィオ・ジェンティレスキの娘で
最初の偉大な女流画家と称されるアルテミジア・ジェンティレスキの作品が2点あります。
<リュートを弾く女>と
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<聖母子>。
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母性あふれる聖母の表情・仕草からは女性特有の視点が感じられました。
by motoretta | 2011-03-02 19:58 | イタリア