シルバーウイーク4日目は映画へ。
2009年 09月 23日
若桑みどり氏の名著『クアットロ・ラガッツィ〜天正少年使節と世界帝国〜』。
東西の権力と宗教の狭間で翻弄された4人の少年たちの物語に引きつけられ、
何度も本を読み返しています。
これは、ヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコ入り口の上のレリーフ。
最前列に、日本人が4人座っています。
昨日は、まさにその当時、安土桃山時代の様子が見られるという事で、
安土城築城のドラマが克明に描写された映画「火天の城」を見に行ってきました。
安土城は、天正4年(1576年)1月、琵琶湖湖岸に建設開始され。
天正7年、五層七重の豪華絢爛な城として完成しました。
しかし、「欧州にも存在しない」とさえ言われたこの城は、わずか3年で消失しました。
この幻の城を描いた唯一の資料と考えられているのが、
天正少年使節によってローマにもたらされた屏風絵。
時のローマ教皇、グレゴリウス13世に献上されたものです。
その行方を求めて、研究者・関係者がヴァチカンを訪問していますが、
存在は確認されておらず、行方不明のままとなっています。
しかし、近年になり「天主指図」が発見され、安土城天主が原寸大に復元されました。
そして、スペイン・セビリア万国博覧会に出展されたものが、
「安土城天主 信長の館」に展示されているとのことです。
今度は安土に行って、現地の雰囲気に浸ってこようと思います。
東西の権力と宗教の狭間で翻弄された4人の少年たちの物語に引きつけられ、
何度も本を読み返しています。
これは、ヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコ入り口の上のレリーフ。
最前列に、日本人が4人座っています。
昨日は、まさにその当時、安土桃山時代の様子が見られるという事で、
安土城築城のドラマが克明に描写された映画「火天の城」を見に行ってきました。
安土城は、天正4年(1576年)1月、琵琶湖湖岸に建設開始され。
天正7年、五層七重の豪華絢爛な城として完成しました。
しかし、「欧州にも存在しない」とさえ言われたこの城は、わずか3年で消失しました。
この幻の城を描いた唯一の資料と考えられているのが、
天正少年使節によってローマにもたらされた屏風絵。
時のローマ教皇、グレゴリウス13世に献上されたものです。
その行方を求めて、研究者・関係者がヴァチカンを訪問していますが、
存在は確認されておらず、行方不明のままとなっています。
しかし、近年になり「天主指図」が発見され、安土城天主が原寸大に復元されました。
そして、スペイン・セビリア万国博覧会に出展されたものが、
「安土城天主 信長の館」に展示されているとのことです。
今度は安土に行って、現地の雰囲気に浸ってこようと思います。
by motoretta
| 2009-09-23 22:35
| イタリア