料理、食べ歩き、旅行、車大好き夫婦ののんきな休日の紹介です


by motoretta
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古都トロギール

シベニクを出発して1時間程走るとトロギールの旧市街が見えてきました。
古都トロギール_c0190847_17404128.jpg

狭い海峡に横たわる東西500mの島で、
本土との間に運河が掘られています。
海峡の向こうにはチョヴォ島が見えます。

できるだけ旧市街の近くに駐車しようと近づいて行くと、車は超渋滞。
島へ向かう一本道を渡るしかありません。
旧市街の中には駐車スペースは全くなく、
対岸のチョヴォ島へ渡るしかありませんが、
古都トロギール_c0190847_17411828.jpg

ぎっしりと渋滞していてUターンもできません。
本土へ戻る橋は他にはなく、このままでは渋滞の列に、
少なくとも1時間以上は並ばなければなければなりません。

ここでガーミンの登場!
橋のたもとへと出る抜け道を探索。
車がひっくり返るのではなかろうかと思う程の急なガタガタ道を通って、
無事一本橋へと復帰。15分で戻ってきました。
古都トロギール_c0190847_1741367.jpg


何と何と橋を超えたすぐ東側、バスターミナルの横に広大な駐車場があるのを発見。
車を停めてから、再度橋を渡り、歩いて北門へと入ります。
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門の上には、町の守護聖人イヴァン・ウルスィニが立っています。

しばらく行くと町の中心イヴァナパブラ広場。
聖ロブロ大聖堂が立っています。
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今までのダルマチアの教会でも見られた
「ライオンの上のアダムとイヴ」の像が入り口両脇にあります。
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ロマネスク様式の門は、1240年ラドヴァンの手によるものです。

奥の壁面にはキリストの洗礼のレリーフが見られました。
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身廊に入るとすぐ左手にあるのが、聖イヴァン礼拝堂。
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色大理石の祭壇の上に、
初代トロギール司教でもあったイヴァン・ウルスィニの石棺が置かれています。
上部には聖母戴冠のレリーフが、天井には父なる神の像が見られます。

左右には、十二使徒像と、様々なポーズをした天使像の彫刻が施されています。
古都トロギール_c0190847_17431894.jpg

イタリアの彫刻家ニコラ・フィレンティナッツが制作した15世紀ルネッサンス期のもの。

奥には13世紀の説教壇、15世紀の合唱壇、祭壇上にキボリウムがあります。
古都トロギール_c0190847_17433886.jpg


入り口横には聖母マリアを奉った色大理石の容器も素敵でした。
古都トロギール_c0190847_17434898.jpg

by motoretta | 2010-11-17 19:49 | クロアチア