最近のイタリア映画
2011年 08月 06日
今年はイタリア映画がたくさん放映されています。
最近見たのは、「トスカーナの贋作」。
トスカーナ南部、アレッツォとその近郊を舞台に繰り広げられる中年男女の恋愛物語。
虚構と現実が入り混じって、お互いに戸惑いながらも
しだいに境界線が曖昧になっていく二人の感情の揺れ動きが描かれています。
その2は「ラスト・ターゲット」。
2年前大きな地震があったラクイラを州都とするアブルッツォが舞台。
撮影場所の変更も検討されましたが、経済復興のためそのまま撮影されたそうです。
ジョージ・クルーニー演じる孤高の暗殺者、ジャック。
北欧からイタリアへ流れ着き、
人気のないアブルッツォの街カステル・デル・モンテに潜伏します。
そこで穏やかな愛に満たされた日々を送ろうと引退を決意したものの
組織からは逃れられず、、、
その3は「プッチーニの愛人」。
舞台はトスカーナ西部のトッレ・デル・ラーゴ。
プッチーニの愛人と疑われたメイドが思いつめた果てに自殺してしまった事件を基にしています。
手紙の朗読やオペラ歌曲の歌詞によってストーリーが展開されます。
フェルメールの絵画のように、室内が趣のある光で、
詩情あふれるメロディーと共に映し出されていました。
最後は「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」
ファシズム政治の総統ムッソリーニの愛人にスポットを当てた作品。
ファシズム時代、未来主義のイタリアの様子がよく分かります。
そして精神病院を舞台にした前衛的かつ刺激的な演出で
愛人イーダ(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)の狂おしいほどの愛情が描かれています。
そして独裁者ムッソリーニ役の俳優は、
ラスト・ターゲットで自動車工を演じたフィリッポ・ティーミ。
堂々たる迫力でした。
9月には「あしたのパスタはアルデンテ」という首を傾げたくなるような邦題の映画が上映されます。プーリア州レッチェが舞台です。
先行試写会で見たイタリア語教室の先生によると、なかなか良かったようです。
楽しみです!
最近見たのは、「トスカーナの贋作」。
トスカーナ南部、アレッツォとその近郊を舞台に繰り広げられる中年男女の恋愛物語。
虚構と現実が入り混じって、お互いに戸惑いながらも
しだいに境界線が曖昧になっていく二人の感情の揺れ動きが描かれています。
その2は「ラスト・ターゲット」。
2年前大きな地震があったラクイラを州都とするアブルッツォが舞台。
撮影場所の変更も検討されましたが、経済復興のためそのまま撮影されたそうです。
ジョージ・クルーニー演じる孤高の暗殺者、ジャック。
北欧からイタリアへ流れ着き、
人気のないアブルッツォの街カステル・デル・モンテに潜伏します。
そこで穏やかな愛に満たされた日々を送ろうと引退を決意したものの
組織からは逃れられず、、、
その3は「プッチーニの愛人」。
舞台はトスカーナ西部のトッレ・デル・ラーゴ。
プッチーニの愛人と疑われたメイドが思いつめた果てに自殺してしまった事件を基にしています。
手紙の朗読やオペラ歌曲の歌詞によってストーリーが展開されます。
フェルメールの絵画のように、室内が趣のある光で、
詩情あふれるメロディーと共に映し出されていました。
最後は「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」
ファシズム政治の総統ムッソリーニの愛人にスポットを当てた作品。
ファシズム時代、未来主義のイタリアの様子がよく分かります。
そして精神病院を舞台にした前衛的かつ刺激的な演出で
愛人イーダ(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)の狂おしいほどの愛情が描かれています。
そして独裁者ムッソリーニ役の俳優は、
ラスト・ターゲットで自動車工を演じたフィリッポ・ティーミ。
堂々たる迫力でした。
9月には「あしたのパスタはアルデンテ」という首を傾げたくなるような邦題の映画が上映されます。プーリア州レッチェが舞台です。
先行試写会で見たイタリア語教室の先生によると、なかなか良かったようです。
楽しみです!
by motoretta
| 2011-08-06 23:00
| なごやめし