おいしい東京〜その6〜の前に
2012年 03月 07日
たこやきでいっぱいになったお腹をさすりながら品川、原美術館へ。
フランスの現代美術作家、ジャン=ミシェル オトニエルの日本初個展が開かれています。
ガラスの大型のものを中心に、作品が60点余。
最初の部屋にあるのは、<私のベッド>。
「人が生まれ、眠って夢を見、愛を交わし、そして死ぬ場所」であるベッド。
生と死の営みを、ベッドという極めて私的な空間の中に表しています。
階段を上がったところにある、ゆがんだ黒真珠のようなムラーノガラスの作品
<黒は美しい>。
漆黒のガラスは、妖しく神秘的な光を放っています。
「歪であることの美しさ」を目の当たりにしました。
その傍らに対比するように置かれているのが
<ホワイトゴールドのマンドルラ>。
光背を表すアーモンドに
キリスト教的な意味が隠されているのかは分かりませんが、
ガラスそれ自身から、生命体のように目映く神々しい光が発せられているかのよう。
オトニエルは種々の素材に可能性を見いだそうとしたようです。
ワックスでつくられた<女預言者の穴>。
そして<乳首の絵画Ⅰ>。
生命の根源がテーマなのでしょうか?
官能的なものが初期作品には多いようです。
南側の庭に面した、明るい部屋に置かれたガラスの林檎。
一日中眺めて光の変化を感じてみたいなーと、思いました。
今回も更新がついつい遅れて、
またまた終了直前のアップとなってしまいましたが、
とっても楽しめる展示でした。よかったらお出かけを。。。
原美術館の続きはまた明日。
フランスの現代美術作家、ジャン=ミシェル オトニエルの日本初個展が開かれています。
ガラスの大型のものを中心に、作品が60点余。
最初の部屋にあるのは、<私のベッド>。
「人が生まれ、眠って夢を見、愛を交わし、そして死ぬ場所」であるベッド。
生と死の営みを、ベッドという極めて私的な空間の中に表しています。
階段を上がったところにある、ゆがんだ黒真珠のようなムラーノガラスの作品
<黒は美しい>。
漆黒のガラスは、妖しく神秘的な光を放っています。
「歪であることの美しさ」を目の当たりにしました。
その傍らに対比するように置かれているのが
<ホワイトゴールドのマンドルラ>。
光背を表すアーモンドに
キリスト教的な意味が隠されているのかは分かりませんが、
ガラスそれ自身から、生命体のように目映く神々しい光が発せられているかのよう。
オトニエルは種々の素材に可能性を見いだそうとしたようです。
ワックスでつくられた<女預言者の穴>。
そして<乳首の絵画Ⅰ>。
生命の根源がテーマなのでしょうか?
官能的なものが初期作品には多いようです。
南側の庭に面した、明るい部屋に置かれたガラスの林檎。
一日中眺めて光の変化を感じてみたいなーと、思いました。
今回も更新がついつい遅れて、
またまた終了直前のアップとなってしまいましたが、
とっても楽しめる展示でした。よかったらお出かけを。。。
原美術館の続きはまた明日。
by motoretta
| 2012-03-07 23:34
| アート