2012南イタリアぐるっと4000キロの旅⑥〜ナポリその5
2012年 09月 09日
ホテルの前のメディーナ通りを歩いてバス停に向かいます。
バスを待つ間、10分ほど時間があったので、
目の前のピエタ・デイ・トゥルキーニ聖堂へ。
平日は、午前中だけ開いているようです。
ちょうど朝のミサが終わった時間に入りました。
思いもかけず、晴朗感あふれる明るい堂内。
右側の礼拝堂にはカラッチョロの<聖家族>。
下には聖母マリアとキリスト、ヨセフが
そして上には天使が見られます。
画面は暗くてよく分かりませんが、地上と天井の三位一体が表されているそうです。
バスに乗ってカポディモンテへ。
治安も悪く、浮浪者やボコボコの車も多いナポリですが、
よく分からず困った顔をしていたら
おばちゃんが降り場と美術館への道を教えてくれました。
ナポリの丘の上、カポディモンテに到着。
ブルボン家の宮殿だった巨大な建物の中に、
ローマのパラッツォ・ファルネーゼを飾っていた名品などが集められ、
現在は国立美術館となっています。
久しぶりのティツィアーノは我が家で独り占め。
ルーブルやローマや京都で、混雑の中見た絵を
誰にも邪魔されることなく心ゆくまで鑑賞できました。
ティツィアーノが集められた部屋で
<教皇パウルス3世>。
<パウルス3世とその甥>。
隣の入口に向かうとルネサンス前期からのコレクションが並んでいます。
マザッチョの<磔刑>。
真夏の8月15日に雪が降ったという奇跡を描いた
マゾリーノ<サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の建設>。
ベッリーニの<キリストの変容>。
ヴェネツィア派らしい色彩です。
システィーナ礼拝堂の<最後の審判>の小レプリカ。
ミケランジェロに命じて最後の審判を描かせたのが
前掲したファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世です。
照明が落とされた部屋には、
ラファエロやミケランジェロの素描もありました。
ミケランジェロの<ヴィーナスとキューピッド>。
その下絵を基にしたポントルモの同名作品がすぐ隣に並べられています。
まだまだ名品があるカポディモンテ美術館。
また次回に続きます。
バスを待つ間、10分ほど時間があったので、
目の前のピエタ・デイ・トゥルキーニ聖堂へ。
平日は、午前中だけ開いているようです。
ちょうど朝のミサが終わった時間に入りました。
思いもかけず、晴朗感あふれる明るい堂内。
右側の礼拝堂にはカラッチョロの<聖家族>。
下には聖母マリアとキリスト、ヨセフが
そして上には天使が見られます。
画面は暗くてよく分かりませんが、地上と天井の三位一体が表されているそうです。
バスに乗ってカポディモンテへ。
治安も悪く、浮浪者やボコボコの車も多いナポリですが、
よく分からず困った顔をしていたら
おばちゃんが降り場と美術館への道を教えてくれました。
ナポリの丘の上、カポディモンテに到着。
ブルボン家の宮殿だった巨大な建物の中に、
ローマのパラッツォ・ファルネーゼを飾っていた名品などが集められ、
現在は国立美術館となっています。
久しぶりのティツィアーノは我が家で独り占め。
ルーブルやローマや京都で、混雑の中見た絵を
誰にも邪魔されることなく心ゆくまで鑑賞できました。
ティツィアーノが集められた部屋で
<教皇パウルス3世>。
<パウルス3世とその甥>。
隣の入口に向かうとルネサンス前期からのコレクションが並んでいます。
マザッチョの<磔刑>。
真夏の8月15日に雪が降ったという奇跡を描いた
マゾリーノ<サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の建設>。
ベッリーニの<キリストの変容>。
ヴェネツィア派らしい色彩です。
システィーナ礼拝堂の<最後の審判>の小レプリカ。
ミケランジェロに命じて最後の審判を描かせたのが
前掲したファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世です。
照明が落とされた部屋には、
ラファエロやミケランジェロの素描もありました。
ミケランジェロの<ヴィーナスとキューピッド>。
その下絵を基にしたポントルモの同名作品がすぐ隣に並べられています。
まだまだ名品があるカポディモンテ美術館。
また次回に続きます。
by motoretta
| 2012-09-09 23:27
| イタリア