強風で寒いので、あとは降りるだけ。(5:45)
大砂走り入口です。(6:52)

ザックザックと降りて行く感覚はテレマークスキーに近いものがありますが、
砂だけに、一歩一歩踏ん張るとスピードがしっかり落ちてくれます。

途中で団体さんに遭遇。

宝永山が見えてきました。

「若いものには負けるかー」と調子に乗って走っていたら、
あまりの長さに膝がガクガク。
延々と続く砂の斜面に平衡感覚もおかしくなってきました。
「ここは日本か?」
SF映画のセットのような荒涼とした景色が広がります。

ヘロヘロになったところで、
ガツンとランナーに抜かれました。
ありえないスピード。
砂煙を巻き上げながらアッという間に小さくなっていきました。
富士登山駅伝にでも出るのでしょうか。

他にも鍛錬中のトレイルランナーがいっぱい。
さすが富士山、恐るべし!!!
宝永山の肩に見えるルートを50分近く、
ノンストップで降りたころには
足にマメもできて、中年オヤジはもう限界!

口から鼻から耳から、砂だらけになってしまいました。
結局、朝の8時前(7:55)に御殿場口駐車場に着いてしまいました。
温泉でさっぱり汗を流してから帰ろうかと考えていましたが、
どこも10時からのオープン。
仕方なく汚い格好のまま、名古屋に帰ることにしました。
なんとかお昼には名古屋に戻り、
櫃まぶしで元気回復しました。